a piece of cake

忘れたくない日常のあれこれを綴るブログ

子宮外妊娠(手術待ち)

彼に電話をしたらめちゃめちゃ心配してくれてて

仕事が終わり次第すぐに来てくれるって

ゆってくれたから

せめてそれまでは1人で頑張ろうって思った。

妹は仕事中だったらしく、電話に出ず。

そして職場に電話をかけ、状況を説明して

しばらくお休みを貰いたいということを伝えると、

『仕事のことはどうにかするから、

何も考えずに休んでゆっくりして大丈夫。』

ってありがたいお言葉(´•ω•̥`)

うちの会社のいいところはこうゆうところ。

本心は分からないけど、誰1人責める人はいない。

だから働きやすいっていうのが大きいかな。

 

で、電話の途中で看護師さんが部屋に来て、

お腹の産毛剃りから始まって、

検温·血圧·脈拍の測定をしながら、

入院生活の大まかな説明をしてくれたんだけど、

これがまあ可愛い看護師さんでビックリ。

しかも話し方とかも優しいし安心して

任せられるなってほんとに思った(´•ω•`)!

そしたら続けて麻酔科の先生が来て、

麻酔の説明と今から絶食·絶飲命令が下った。

もし手術前に食べたり飲んだりしちゃうと、

手術中は自分で呼吸ができない状態だから、

食べたものとかが逆流して気道に詰まって

窒息してしまう可能性があるからだそうで。

そんな恐ろしいことになったらやばいから、

手術の時間までひたすら我慢。

しかも予定では明日手術だったけど、

もしかしたら手術室が空き次第

今日できるかもしれないということで、

早くて2~3時間後かなあというところだった。

この時点で18時くらい。

結局この後なかなか手術室が空かず、

手術開始したのが夜中の1時だった(笑)

まだ全然食べれたやないかいって思ったわ。

 

で、19時くらいに仕事を終えた彼が、

入院生活に必要なものを持って来てくれた。

いつも通りに笑わせてくれたり、

お仕事の話をしてくれたり、

他にもいろいろ話しながら手術までの時間を過ごした。

でも予定時間の21時になっても

23時になっても呼ばれず、

もはや死刑を待つ囚人みたいな気分に(笑)

まだかなまだかなって。

やるならとっとと終わらせてくれって思った。

しかも段々ナイーブになっていく私たち。

今回妊娠を知ったのは、

たまたま行った病院での検査だったんだけど、

私たちは少し前に別れて"友だち"として、

一緒に過ごしていたんだけど、

ほんとにその直後に妊娠していたらしく。

もしかしたらこの子は、

私たちに離れないでってたったそれだけ

言いに来てくれたのかなあって感じがして、

お互い久々に号泣した。

彼が泣いてるの見てなんとも言えない気持ちに

押しつぶされそうになった。

今までみたいな2人じゃダメだ。

これからお互いもっと頑張らなきゃ。

もっと大事にしなきゃ。

ほんとにいろいろな思いが溢れて、

こんなに考えさせられた夜は今までになかった。

正直彼のことは信用していなかったけれど、

ここまで思って行動してくれてるんだから、

また信じてみようって思った。

そしてもう絶対離れない。

ってこの子に約束して、

初めて貰ったエコー写真の中にいる赤ちゃんと

3人で写真を撮った。

正直まだ子どもはいらないって思ってたけど、

いざお別れってなるとすごい悲しくて、

お腹にきてくれたことは嬉しかったんだなあって。

せめて顔だけでも見てみたかったよ。

今度私たちのところにくるときは

どうか私に似ないでもっと強い精神力と、

彼に似ないで天邪鬼じゃない素直な心をもってから

きてください(笑)

そしたら私ももっと強く生きれる気がする。

ほんとに少しだけだったけど、

ママにしてくれてありがとう。